18きっぷ最終日に、小用を兼ねて逗子へ

今日は家内の小用に付き合って、逗子まで出掛けた。青春18きっぷの使用期限でもあったので。
ワタシは逗子駅前で家内と分かれてサイクリングすることにした。



逗子駅に着いたのは午前11時ころ。終日快晴という予報に反して、雲が多かった。


とりあえず目指すのは、城ヶ島。逗子から城ヶ島まで22-23kmか。
昨年10月末に走ったときより、サイクリング体力が付いてるので、記憶にある坂が楽に登れる。
5時半に家内と逗子駅で待ち合わせているので、ちょっと急ぎたいってのもあり。
一枚の青春18きっぷ、二人で利用するには同行しないといけないので。
城ヶ島のほか、剣埼灯台、桜名所の衣笠山公園塚山公園に行く予定。けっこう忙しい。



逗子からたぶん45分で城ヶ島への入口、城ヶ島大橋に着いた。快調。

城ヶ島は30年ぶりかな

城ヶ島は20代のころ、車で来たような記憶があるんだけど、うろ覚え。記憶違いか?
城ヶ島のことはあまり知らないので、ひとまず交通看板に書いてあった灯台に向かうことに。
灯台に行く道を迷っていたら、食堂の呼び込みのおばさんに声を掛けられた。
食堂の裏に、きれいな岩場があるから見て行きな、ということで。



食堂の裏手にある駐車場の先は、灘ヶ崎。地層のはっきりした岩場。



北の方角には、まぐろで有名な三崎港の入口。西に広がるのは相模湾


この直線状に海に伸びた岩場の地層。どこかで見た気がする。そう千葉・外房の千倉海岸
東京湾を挟んで直線距離で50kmほど。東西に走る方向も同じ。地層が続いているのかも。



灘ヶ崎のすぐ近くにある城ヶ島灯台。自転車かついで、50mほど急な階段を登った先。



ポカポカ陽気の城ヶ島灯台。ウッドデッキのような場所で、しばし休憩。



お決まりの灯塔とバイクのツーショット。晴れてるから気持ちいい。


城ヶ島灯台は、長い階段を登らないと行けないので、人が少なかった。
しばらく写真撮ってても、ワタシのほか2-3人のみ。暖かい太陽のもと、しばらく足を休めた。



灯台の脇から海岸を見下ろすと、そこにも壮観な岩場があった。海岸沿いには食堂やホテルが。


こういう風景を見ると、津波のことをついつい考えてしまうこのごろ。
地元の人も、他人ごとではないだろう。東海地震、いつかはやってくる。
そして灯台から下りて、土産物店が並ぶ通りを歩くと、イカを焼く香ばしいいい匂い。



我慢して通り過ぎることができす、一番安いゲソ100円。うまかった。


次に城ヶ島公園に向かった。公園の先っぽには、安房灯台がある。
整備された県立公園ってことで、心配だったのは自転車進入禁止なのではということ。
やっぱ予感的中。歩いて灯台まで行く気になれず、引き返す。
安房灯台は、小さいながら、形状がユニーク。いつかぜひ再訪したい。


城ヶ島を後にしようと坂を下ってる途中、近くにウミウの生息地があるという看板。
その細道を進んでみた。城ヶ島公園の断崖絶壁が見える。



あの断崖絶壁に、多くのウミウが生息しているらしい。



コンデジぎりぎりの望遠で撮ると、黒い点々のようなウミウがいっぱい。白いのは排泄物?

城ヶ島灯台のついでに剱埼灯台に

さてと、城ヶ島大橋を渡って、R215でこんどは剱埼灯台に向かった。以前から行きたかった場所。
R215から灯台までの間は、大根やキャベツの畑に囲まれた細い道。
城ヶ島灯台のように観光客が訪れる灯台ではない。寂しい、というかの〜んびりした雰囲気。



剱埼灯台八角形の灯塔をもつ、かわいい灯台。あのベランダに登りたい。



灯台の敷地に大根に似たアブラナ科の花が、いっぱい咲いていた。


ちなみにアブラナ科の花は、花弁が十字になった4枚。
キリストの十字架を連想させるため、キリスト教圏では特に意味のある植物とされるらしい。



ついでにもうひとつ、灯台の写真。岬の高台、広い敷地があってくつろげる。

三浦半島の桜名所、衣笠山へ

剱埼の岬から、またキャベツ畑の中を通って、R215に。ここから三浦海岸方面に。
いよいよ桜の名所、衣笠山に。三浦海岸からは、R214にルートを取る。
三浦半島の内陸部は、けっこうアップダウンがきつく、練習にもなっていい。



延々、坂を登った先にある衣笠山公園。途中で走るのあきらめた。


衣笠山はふもとから100mほどの小さな山。簡単に登れるだろうと思ったら、とんでもない。
人が多いってのもあって、30-40m登ってあきらめた。かなりの脚力ないと、頂上は難しそう。
後で知ったことだけど、今日は自転車進入禁止だったみたい。



頂上付近は、花見客でごった返していた。自転車、じゃまになりながら。



今年初めての、青空と桜の写真。やっぱりこうでなくっちゃ。



もう一枚。足元の花見客が迷惑そうにしてたので、手早く。


先週から花見処を何ヵ所も巡って、初めての青空に出会えた。
青い背景に浮かぶ、ピンクの花は、日本の風景。これが見れただけで今日は満足。



鬼怒川山の頂上から見ると、こんな風景が。左は北、右は東の方向だったか。


衣笠山から下りてきたら、公園入口で警備員に“あんたどこから来たのっ?自転車進入禁止だよっ”
と言われても、そんな看板無かったし、警備員と顔合わせても何も言われなかったし。
道理で、山の上に自転車が一台もいなかったわけだ。合点。

逗子へ帰る途中、塚山公園にも

衣笠山から、逗子に向かって帰途に。時間の余裕を見て、塚山公園に寄ることに。
塚山公園の近くまで来て、なんとか時間はあるかなぁ〜と。
ウェブマップ見ても、道がよく分からなかったので、とりあえず近くまで。



道が細くなり、こんな階段が現れた。方向的にはこの上に塚山公園があるはず。



50-60mほど自転車を担ぎあげると、塚山公園に出た。裏道だったみたい。



公園の広場付近の桜の木々。桜の木の向こうは横須賀方面の町並み。



さらに山の頂上まで登ると視界が開けた。海に浮かぶ小さな島は、たぶん猿島


今日はバイクを担ぎあげることが多い。
城ヶ島とこの塚山公園で、併せて百数十mは担ぎ上げたように思う。右腕がきつい。
こういう場面を考えると、輪行もカーボンバイクにしたい気分。



広場近くの大きな桜の木の根元から、空を見上げてみた。



桜もきれいだったけど、このマゼンタ色の花もきれいだった。



花のアップ。たぶんツツジの仲間だと思うけど、よくわかんない。


(あとでJACKS氏より、ミツバツツジじゃないかってご連絡が。
ワタシも最初そう思ったんだけどね。イヤ、ホント、マジで…)



塚山公園にある三浦按針の塚。右の写真の右手に下りる道を帰った。


三浦按針って、徳川家康に重用されたイギリス人、ウィリアム・アダムス。
日本に漂着して数奇な運命をたどった航海士。この地に住んでいたんだろう。
帰国したかったが許されず、日本人の妻をもらい、仕方なく日本で暮らしたらしい。
家康の死後は恵まれず、長崎の平戸で亡くなったそう。


塚山公園から、逗子駅までは10キロほど。公園を出たのが5時ころ。
何とか5時半には逗子駅に着けそう。



逗子駅で家内と無事に合流。千葉行きの横須賀線に乗った。


帰りに乗る電車が決まってると、サイクリング中、時間が気になって仕方ない。
ワタシの場合、写真撮るのに時間かけるので、移動するのに走った走った。
帰りの電車の中でたまらなく眠かった。

4月10日のルート

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