さくら祭りに、なんとか間に合った

3月10日までの河津桜まつり。今日は開催期間中の、最後の土曜日だ。
全体的には少し満開の時期を過ぎているけど、木によっては満開を味わうこともできる。
河津町内のきれいな桜の木には、それぞれ名前が付けられている。「かじやの桜」は、ほぼ満開だった。
写真には写ってないけど、周りには人がいっぱい。撮影の順番待ち。
10分くらい待って、ワタシの順番。自転車を桜の近くに立てかけて写真を撮っていた。
そうしたら後ろから「お兄ちゃん、そのチャリンコどけてんかっ!」という関西弁の大きな女性の声。


●かじやの桜は、とある民家の庭先にある立派な河津桜、他の桜より遅咲きみたい

もっと花のクローズアップの写真を撮りたかったけど、仕方なく退散。
お兄ちゃんじゃなくて、おじさんなんだけどね。サングラス掛けて自転車乗ってると、年齢不詳になるから。
コワ〜いおばさんは、ワタシより10歳ほど年下に見えたなぁ。


河津桜はピンクが濃い、いっぱいいっぱいにクローズアップしてみた

道なりにしばらく進むと「河津桜原木」があった。この原木から、挿し木や接ぎ木で増えたものらしい。
しかし、日本中にあるソメイヨシノは、地域ごとに花期がほとんど一緒だけど、河津桜は違う。
木によって、満開だったり、半分散ってたり、葉っぱが多かったり。
きっと単純な増やし方ではないのかも。


河津桜原木は、下半分は花が散り、若葉が出ていた

河津川の両側には遊歩道があり、多くの人たちが桜を愛でながら歩いていた。
自転車は進入禁止ではなかったけど、じゃまになりそうだったので、人の少ないところだけ歩いてみた。


●河津川の両岸には、美しい桜並木が続いていた


●桜を見ながら、両岸の遊歩道を歩いた


●河原に咲いた菜の花の黄色とのコントラストが春らしい

道路わきの植木屋さんに、河津桜の苗木が売られていた。50cmほどの大きさ、一本千円とある。安い!
無性に欲しかったけれど、自転車じゃ持って帰れない。
その前に、わが家には植えられるような日当たりがない。ザンネン。


●とある民家の庭先に、川に枝垂れかかった見事な桜

ときに明らかに他の桜とは色が異なる木もあったりする。
河津桜はピンクが濃いけれども、ピンクというよりマゼンタに近い色味の木もところどころに。
マゼンタの河津桜は、まだ満開を迎えておらず、五分咲き。まだつぼみが多かった。


●マゼンタっぽい赤い桜、まだ満開になっていない