伊豆急パノラマカーで、河津まで

これまで行ったことが無かった、伊豆への輪行サイクリング。春の18きっぷで初チャレンジ。天気もよさそうだし。
まず見たかったのは、早咲き桜で有名な河津の風景。2月5日から約1ヵ月、河津桜まつりが行われている。
あとは気の向くまま、河津七滝とか稲取灯台とか。場当たり的に決めようと出掛けた。
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熱海までは東海道線で。熱海駅で、伊豆急線へ乗り入れる伊東線に乗り換える。
ところがホームに入ってきたのは、黒塗りの特急とおぼしき美しい列車。伊豆急下田行とある。
アレっと思ったものの、発着案内には「普通」列車と表示されている。
発車時刻も、調べておいた普通列車のそれと同じ。
心配になって駅員に、これ青春18きっぷで乗れるんですか、と聞いたら大丈夫との答え。


●こんなきれいな列車に18きっぷで乗れるとは幸せ


●黒船電車という伊豆急のキャンペーン列車みたい、輪行袋はデッキに置いて

車内は、座席が海の方を向いて並んでいるパノラマカーだった。鈍行とはとても思えない。伊豆急やるなぁ。
黒船電車と名付けられたこの列車。車内にはその時代の伊豆や下田での出来事が紹介してあった。
眼下には海岸線と伊豆七島が見えて、すご〜く気分がいい。
海が見えると、乗客が皆さん、カメラを手に立ちあがってパシャパシャ。


●眼下に青い海がきれい、熱海と伊東の間だったと思う

ワタシは18きっぷ利用なので、伊東駅から先の伊豆急線部分は別料金。
伊東から河津まで、約1時間で1330円。伊豆急はJRより料金高め。独自採算の地方路線の宿命。仕方ないかな。


河津駅に着いた、桜まつり目当てか、半分以上の乗客が降りた

河津駅は暖かかった。駅前からすでに桜の木がいっぱい。
この時期にこんな多くの桜を見れるところは、沖縄を除くと、そうないのでは。


●駅前には早速、満開の桜が出迎えてくれた