各自のバイクで、調整の実技も

そして、各自のバイクのお悩み相談が始まった。ワタシも質問したいことあったけど、まず耳を傾けた。
人の悩みは自分の悩みでもある。「ワイヤーのアウターケースの注油って、どうすればいいの」とか。
「フロントディレイラーのプレートと大ギアのすき間はこれで適正なの」とか。まぁいろいろと。


●個別に各自のバイクで調整をして見せるL先生


●いよいよワタシのバイクのこと質問するぞ

ワタシのバイクのことも質問してみた。聞きたかったことは3点。
まず、“登り坂など負荷がかかった時だけ、リアディレイラー辺りから異音がするのはなぜ”というもの。
対して、もしかしたらテンションプーリーのグリス切れが原因なのでは、と即時の回答。
早速、スプレーグリスをシュッとひと吹き。あとで坂を登ったら、まったく異音無し。問題解決!すっごい。
これまでプーリーなんて、意識したことも無かった。
ULTEGRAの2つのプーリーは、下のテンションプーリーだけベアリングになってるってことも学習。とっても理解。
スプレーグリスなるものも、便利そうなのでぜひ購入したい。


●ワタシのバイクのスプロケットが外されていく

二つ目の質問は、チェーンやスプロケットの効率的な洗浄の仕方。ここでスプロケの分解方法を教わった。
これで工具さえあれば、たぶん完璧にスプロケ掃除ができる。初歩的なことだけど、うれしくなる。
ロードバイクは、チェーンとスプロケがきれいじゃないとネ。えらそうなこと言えないワタシですが。
どんなに高価なバイクでも、汚いスプロケだったりすると、ちょっと興ざめ。
逆に古いバイクに、ぴっかぴかのスプロケが付いてたりすると、それだけで一目置いてしまう。


●10速のスプロケには最初にスペーサーが必等だけど、9速には必要ない、そうなんだ

そして最後の質問は、車体洗浄のこと。ワタシは好んで、高圧洗浄機を使ってる。
しかしネットを見ると、高圧洗浄機はグリスを流してしまうから邪道、プロは使わない、なんて書いてあったり。
L先生は、一概にダメとは言えないんじゃないかとのこと。しっかり水を拭き、注油さえすれば。
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またいつか記事書くけど、クリーナーを付けて汚れを浮かせてから、高圧洗浄すると快感。
チェーンやスプロケ、ぴっかぴかの新品に生まれ変わるんだよね。
ただ今回の、テンションプーリーのグリス切れの原因は、高圧洗浄だったかも知れない。
また、先日TREKショップで指摘されたシフトワイヤのアウターケース内のグリス切れの原因も。
高圧洗浄はとくに、洗浄する箇所と、そのあとの水拭き、注油が大事だと強く感じた次第。