野島埼灯台は、八角柱

野島崎をぐるっと一周できる遊歩道を進む。石畳の道幅の半分にコンクリートが盛られている。自転車用ということか。


●10数年前に来た時には、石畳だけだったように思う

ふと右の岩上に、コンクリート造の廃屋が見える。今は使われていない何らかの施設らしい。
道も無いけど、岩を登って見に行った。草ぼうぼうで、窓ガラスは割れている。100m向こうに野島埼灯台が見える。
あとで灯台の職員に聞いたところ、霧信号所という施設らしい。
灯台の光が見えない濃霧のときに、屋根の上のラッパ状の機器から大きな音を出すらしい。
平成4年まで使われていたとのこと。今はデジタル機器が発達して、使われなくなったんだろう。
房総半島最南端の碑からは、野島埼灯台と霧信号所が並んで見えた。


●急斜面の岩場だったので、バイクを持ちあげるのはあきらめた


●観光客が撮影の順番待ちしてるので、ちょっとあせって撮影

そして野島埼灯台に。松林に囲まれて、近くからも全体が見えにくい。六角柱の灯塔で、かなり直径が太い。
通り過ぎる観光客の前で、寝転んで写真を撮った。


●松林から灯台が見える場所を探すとあまりない


●人通りの前で寝転んで撮るのも慣れっこになってしまった

灯台に登ると、房総の海が一望に。左は、走ってきた千倉・白浜方面。右は、これから向かう洲崎・館山方面。
それほど風が強くなく、あまり寒いとは感じない。


●(左)これまで走ってきた千倉・白浜方面、(右)これから向かう洲崎方面


●灯室もこれまでの灯台より大きいように感じる


●何と言っても階段の幅が広い、楽にすれ違える、こんな灯台は初めて

野島崎を後にして、振り返ると灯台がきれいに見えた。手前の岩場に、磯釣りする人が群がっていた。
このあたりはタイがよく釣れるとか。大物を釣り上げてる人が見えた。


●きっと磯釣りのメッカなんだろうね