海辺を走って、安乗埼灯台へ

大王崎の先っぽには行けず、残念な気持ちで安乗崎に向かった。
安乗崎への道は、幹線道路と海沿いの堤防道路を通って・・・。途中、きれいな海水浴場があった。
阿児の松原と言うらしい。こんな海岸は知らなかった。きっと夏は混むんだろう。
はるか北の方角に、小さく安乗埼灯台が見える。
ところどころ堤防道路が途切れていて、その間は、細い道を自分の方向感覚だけを頼りに進んだ。


●向こうに見える岬に、豆粒のように安乗埼灯台が見える

ようやく安乗埼灯台への標識が現れた。松林が広がっていて、灯台は近くになるまで見えない。
海岸沿いの展望台に出たらようやく見えた。安乗埼灯台は珍しい四角形の灯塔。岬の突端に立っている。


●安乗埼灯台が見える展望台から

入場できるはずの安乗埼灯台。ところが何と強風のため、本日は立入禁止との張り紙が。
大王埼灯台ほど、観光客も多くなくまばら。40-50分いた間に、見かけたのは5人ほど。
閉まった門の鉄格子の間から、松林越しに写真を撮った。


●松林の中にさざんかの木が一本


●入場できないので精いっぱいの望遠で

灯台の手前の公園に、初代の安乗埼灯台の模型が飾ってあった。
明治時代の日本の灯台は、多くがこのような8角形の建物だったみたい。
安乗崎の北の方角には、菅崎の岬が見える。その間が、的矢湾だ。的矢湾の入口は狭いけど、奥が広く深い。
最近では、養殖牡蠣の産地として東京でも有名だね。


●(左)明治時代の初代は八角形、(右)安乗崎の北には、的矢湾の入口