近鉄・志摩磯部駅から、輪行

安乗崎を離れたのは4時過ぎ。5時前には日が暮れるので、近鉄志摩磯部駅まで急いで走った。
岬から10km弱走ったところで、目に入ったのは自転車専用道の標識。よく見ると志摩磯部駅まで行けるみたい。
ちょうど良かった。


●思いがけずに見つけた自転車専用道

この道は当然、自動車は通行禁止。曲がりくねった静かな道を進んだ。
湿地帯や林の中、小さな入り江の堤防などを通る。こんな田舎の山の中に、こんなに整備された自転車道
ありがたいことだけど、果たして利用する人はいるのだろうか。
十数キロの道を走る間に、一台の自転車とも出会わなかった。冬だからかな。


●このまま行けば志摩磯部駅に、ラッキー!


自転車道は、よく整備されていた

明るいうちに志摩磯部駅に着いた。この駅舎は志摩スペイン村と同じ1994年に完成。スペイン風です。
でもかなり汚れてます。売店はシャッター、エスカレーターも止まったまま。
改札への長い階段を、輪行袋を担いで上がった。


●スペイン風の近鉄志摩磯部駅

この駅は名古屋や大阪と結ぶ特急は多く止まるのに、普通電車は少ない。
30分待ってエンジ色の普通電車に乗った。志摩磯部から実家近くの斎宮駅まで、約1時間。


●普通電車が来た頃には暗くなっていた

斎宮駅は、ワタシが10代の頃、駅員が3-4人はいたけど、いまは無人の時間帯もあるとか。
近鉄もリストラ大変そう。斎宮駅前で、またバイクを組み立て、暗い中、実家まで4kmの道を帰った。