輪行した武蔵野線が、人身事故!

何とも大変な輪行だった。輪行の恐ろしさを初めて体験した一日、そのわけは・・・。
予定では、6:25に府中本町駅を乗れば、混む時間帯の前にさいたま市内を過ぎ、銚子駅に10時頃に着くはずだった。
ところが乗った電車が、埼玉の東川口と南越谷の間で急停車。
車内放送で“人身事故で長時間停車”とのこと。“警察が遺留品を回収中”との放送も。
警官が列車の下を覗いてる。誰か亡くなったみたい。
この時点では予定変更のことを考えていて、その後の大混乱のことまで想定できなかった。停車時間、なんと120分。
やっと動き安心した直後、悲劇が・・・。
次の停車駅で、乗客の大波。何せホームにあふれた2時間分の乗客が一挙に乗るわけだから。
ドアが開いた瞬間に、乗降客の押し合う声。降りることもできず、一瞬よぎる恐怖!


●バイクの上にかぶさるように乗客が・・・肩身が狭い

乗車口に置いてたワタシのTREK。持ち手は握っていたものの、乗客の圧力で90度回転。
倒されるのを何とか防ぐ。押されて、いつのまにかワタシの膝の前に。
おばさんがバイクに足が当って「ナニコレッ、痛い」って叫んでたけど、「すみません」と謝るしかない。冷や汗・・・。
リアディレイラーの上に荷物を置いてる人もいるし。エンド金具付けてないので、バイクが心配。
運の悪いことに、この日は中山競馬場の開催日。西船橋に向かうこの電車は、2時間遅れたおかげで、
競馬に向かう人波のピークにも当たってしまった。


●旭駅は銚子の数駅手前、九十九里海岸まで数キロのところ

なんとか混雑を通りぬけたものの、2時間半の遅れ。
当初の予定では、銚子から北浦や霞ヶ浦に走るつもりだったけど、時間が無いので変更。
銚子の手前、旭駅で降りて、少し九十九里海岸を走り、灯台巡りをすることにした。
旭駅を出発したのが12:30ころ。