亀山湖から上総中野へ

今回の目的のひとつは、いすみ鉄道で自転車を輪行すること。
いすみ鉄道では、自転車は有料で、自転車手回り券という専用のチケットを発券してくれる。
こんなチケット、他の鉄道でもあるのかどうか。とにかく一度購入してみたい。
そこで上総亀山駅から、いすみ鉄道の始発駅、上総中野駅に向かうことに。
1時間に1本も無いので、必ず12:44分発に乗る予定。
まだ時間に余裕があるので、亀山湖を訪れ、ちょっと近場の山に登ることに。
これが結局、列車に乗り遅れる原因を作ってしまった。


亀山湖は亀山ダムによる人工湖


●亀山大橋から・・・亀山湖は細長く複雑なカタチをしてる

亀山湖のあとは、この近辺で一番高い、大福山に登ってみた。
わずか300mの山だけど、途中までそれなりに登りごたえのある道。そしていつのまにか舗装してない泥道に・・・。
県立公園なので舗装してあるものと思い込んでた。
工事のトラックの跡がぬかるんでいて走りづらく、しばらく歩いたが、結局引き返すことに。
おかげで自転車もシューズもドロドロ。


●大福山へ登る道はけっこうきつい勾配だった

いろいろ時間のロスが重なったので、急いで上総中野駅へ走っていると、ナナッナント、通行止め!!
外房に出る幹線道路であるR465が崖崩れのよう。
交通監視の人に聞くと、自転車なら工事現場を通ることも可能とのこと。
危険ではないが責任は持てませんよとの言葉に、少し不安ながら向かった。
この道は内房から外房や養老渓谷に行く主要な道なので、渋々引き返す車が何台もいた。
ここを通れないと30-40kmも迂回しなければならない。自転車でよかった。


●ここが通行止なら、外房に出るのはあきらめるしかない?

峠の筒森トンネルでは、通行止めのため照明が消えており、
ワタシのフロントライトの電池も切れてしまったため、ホントの真っ暗闇。路面も何も見えず、コワゴワ歩いて通った。
結局、トンネルの向こうにあった数百メートルにわたる工事現場では、バイク担いで段差を何ヵ所もクリア。
工事現場を過ぎた後は、またのどかな房総の山と田んぼの中を進んだ。


●この田んぼ、二番穂が見事な黄金色に輝いてた