品川から大崎

品川駅のすぐ南に位置する跨線橋「八ツ山橋」。
この橋を渡ると、東海道の最初の宿場であった品川宿跡がすぐ先にある。
八ツ山橋は、初代ゴジラが上陸した地点として、ゴジラエンスーの間では知られた存在でもある。


●エメラルドグリーンが明るい雰囲気を醸し出してる


●欄干から南の方角を覗く

この橋の欄干は、緑色に塗られたとてもおしゃれな鋳物製。
ここまでに訪れた跨線橋で、すべて鋳物でできた欄干だったのは、駒込橋とここ八ツ山橋のみ。
各々91年と85年の建築。
バブル真っ最中だったので、公共工事にもお金が使えたということか。
バブル崩壊以降にできた跨線橋の欄干は、ほぼ例外なく味気ないスチール製の柵や金網でできている。


●欄干のデザインはおしゃれ、唐草以外は何の意匠なのだろう

この八ツ山橋のすぐ南に架かっている跨線橋が「新八ツ山橋」。国道15号、いわゆる第一京浜が通っている。
箱根駅伝のテレビ中継で、よくアナウンサーがしゃべってるのはこの橋のこと。
橋自体は、う〜ん、まぁ味気ない。普通の橋ってとこ。


●とにかく交通量多し、迷惑かけました


●品川のビル群を臨む

次に、第一京浜から品川女子学院の脇道を入った先にある跨線橋が「御殿山橋」。
渡った先にあるのは、かの有名な高級住宅地、御殿山。
緑の多い坂道に囲まれ、こんなところに住んでみたい、と思わせる雰囲気たっぷり。


●橋の中央部から御殿山住宅地を


●北側の品川ビル群を臨む、左は御殿山

そして今日も4時近くになってしまった。日が暮れそうな空の色。
とりあえず次の大崎駅で一区切り、と向かうことに。大崎駅は、ゲートシティ大崎ができてすっかり様変わりした。
駅舎とつながり駅の両側を結ぶ跨線橋がある。
しかし名前不明。橋名表示も資料もなし。通路は一面アクリルで囲まれているので、
写真はあまり撮りたくないけど、とりあえず撮った。


●大崎駅の東西を結ぶ、途中に改札が


●アクリルを通して南側を臨む

最後に、大崎駅のすぐ北側にある跨線橋が「大崎陸橋」。ヤバイ、そろそろ太陽が沈みそう・・・。
大崎陸橋も、アクリル板がはめこんであり、写真撮影には最悪。
きっと線路に物を投げる輩がいるのだろう。その対策ということか。


●この橋も新しい、青い背の高い欄干


●北側を臨む、周辺には新しい高層ビル群

今日回れた駅は、有楽町から大崎までの6駅。16日と併せて17駅。
山手線29駅のうちあと12駅ということは、何とかギリギリ1日で回れるか微妙なところ。今年中には・・・。
帰途は山手通り、甲州街道、旧甲州と走って自宅へ。