TREK引っ張り、尾根筋を縦走

草戸山を過ぎてしばらく、ハイカーさんの言うとおりの険しい山道が待っていたんだ。
自転車連れてなきゃ何でもないのに、アルミバイクはやっぱ重い。
10kg担いでバランスとって山に登るの、しんどかった。



最初の急なピーク。道があるのかないのかって感じ。
草戸山から高尾山口まで下りるのに、こういう高さ10-20mのピークを10数ヵ所超えたか。



草戸峠。高尾山方面の山並みがきれいに見える。日陰の寒いベンチでひと休み。
自転車担ぐ右手がしびれる。


もうここからは楽な下りだけだろうって、勝手に想像してたのが間違い。
この先、ますます道が険しくなって・・・



道なき道、というか崖。木の根っこに足を掛けて、バランス取りながらTREK担いだ。
この先、大丈夫かいな。鎖場とか梯子段でもあったらやばいぞって少し心配に。



またこんな20mほどの土の壁を登って。ふ〜ぅ。



で、最後のピークを登るのが一番きつかった。足の置き場のない急勾配の岩。
クロカンレースに、間違ってロードバイクで出てしまった気分。



また休憩。さすがにもう登りはないだろうって・・・願望。



よかった。高尾山口駅まで300mの看板。枯葉に足を滑らせながら何とか。



R20の高尾山参道に出た。見慣れた風景。


今日の教訓。やっぱご近所の山でも、ちゃんと地図を持ってないとね。
道標をそのまま信じるのは危険。とくにロードバイク連れてるときは。
ま、そんな酔狂ほとんどいないか。


結局、予定より3時間も余分にかかった。50kmの行程に、7時間。
うち自転車押して、いや担いで登った距離、約7km。


自転車担いで3000mの日本アルプス登る人もいるらしい。
6kg台のカーボンバイクなら、なだらかな2000m級なら登れるかも。



R20で石田大橋から。もう午後4時。


走って疲れたわけじゃないので、首はそんなに痛くはない。
こんな右手が疲れるライドは初めてかな。
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