悪路を覚悟して、嬬恋ダウンヒル

さてと、ここから嬬恋村に帰るルートは二つ。
ひとつは長野側に下り、中軽井沢から嬬恋村まで登り直す、かなり遠回り。でも確実な舗装路。


もうひとつは、嬬恋側への未舗装路を一気に下る、ちょっと不安なルート。
もう午後2時過ぎたので、今からわざわざ軽井沢には下りたくない。



ということで、アサマ2000パークスキー場を経て、嬬恋村に下りる道へ。
スキー場まではきれいな広い道。



スキー場を過ぎると、突然ダートに。


ここのダートは砂に大きめの石が浮き、ロードバイクじゃタイヤを取られて走りにくい。
もうちょっとマシな道路だと思ってたのに。
で、自転車を押し歩くことに。何キロあることやら。



四阿山と田代湖が見えた。
四阿山のふもとには、つまごいパノラマライン北ルートが走っている。



この砂利道の脇には、ナナカマドの赤い実が目立って多かった。



たま〜に見晴らしいい風景に。進む左手にはずっと四阿山
もう4-5kmは歩いたか。サイクリングシューズ、砂利道は歩きにくい。



中腹になるとシラカバやダケカンバの木が多くなってきた。


ほとんど見晴らしきかず、ただ森の中を歩くのみ。
オフロードのオートバイが2台、峠の方に爆音を響かせて登って行った。
自転車でもサス付きのMTBなら、けっこう気持ちよく走れるかも。



突然、現れた分岐。右に分かれる道が舗装路になってる。こっち行ってみよう。



群馬坂林道というらしい。しゃくなげ園が近いということは・・・地理感が少々。



遠回りになるかもしれない舗装路。やっぱ歩きよりは気持ちいい。


すでに午後4時半。陽が陰ってきた森の向こうに、浅間山の頂上が。
1000トン岩と呼ばれる突起が見えた。50年ほど前の噴火で火口縁に投げ上げられた大岩。
群馬側から見たときの、目印みたいなもの。



しゃくなげ園の近くには、道路脇にもしゃくなげの木がいっぱい。
西日が山肌を照らしてる。速足で帰らないと。



北軽井沢の近く、おもちゃ王国の観覧車が見える。あっちをめざして。



枯木が連なる向こうに四阿山



キャベツ畑まで下りてきた。西の方角、鹿沢方面の小高い山々がシルエットに。



うす暗くなった道に、キャベツを運ぶトラックが、埃を巻き上げながら走ってく。


ここまで出てくれば勝手知ったる道。あと5kmほどか。
結局、高峰高原から10数km、2時間以上も歩いたことになる。


歩きは想定外だったものの、50kmほどのサイクリングだと余裕ありすぎ。
下手な写真ばっか撮って、整理するのも大変な始末。


ブログ始めてから、一日の記事で使った写真点数、約60点。過去最高。
それにしても、暗いとこに強く瞬時に撮れるコンデジに、早く買い替えたい。


ほいで首痛は・・・と言うと、少し良くなったよな気がしないでもない。
今月中に、整形外科にも行っとかないとね。
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