初夏の、アサザ池とトンボ池

吊り橋から1km弱、山道を登って下って、ようやくアサザ池のすぐそばに降りてきた。
池の様子は、前回来たときの枯れた水草のイメージとまったく違う。



直径10mほどの池全体を、浮葉性のアサザが覆っている。見事というほかない。



アサザの黄色い花もちらほら。アサザは東京都の絶滅危惧種のはず。



池のほとりで地域のボランティアが、自然観察会を行っていた。


小学生がタモで池の底をさらい、小さな動物を獲っている。
テーブルの容器に入れられ、ボランティアの説明員が訪れた人に説明してた。



これはオニヤンマのヤゴらしい。いやギンヤンマって、言ってたかな?
どっちだったか? とにかくヤンマの子で、ヤゴ。


ヤゴは生まれて成虫になるまで5年とか6年かかるらしい。
説明員によると、写真の大きなもので3-4年、小さなものは生まれて間もないらしい。
ヤゴを見ただけでトンボの種類が分かるのも大したもの。


しばらく観察して、次にトンボ池に向かうことに。
トンボ池に行くには、また小さな丘を越えないといけない。



トンボ池に向かう途中、ゴルフ場の各ホールを縫うように道が伸びる。


もう2年もやってないゴルフ。ラウンドしたいなぁとウズウズ。
しばし4人のティショットを拝見。ファーが2人。



で、トンボ池。当然まだトンボの姿は見えない。もっと暑くなってからか。


アメンボがいっぱい水面を走っていた。
少し油が浮いてて、鶴見川の源流域の池として、水質は大丈夫なんだろうか?


ここをオニヤンマやギンヤンマが乱舞する姿を見てみたい。
ワタシのコンデジじゃぁ、トンボの接写など無理なのが残念ではある。



小山田緑地は、本園と分園に分かれ、ゴルフ場とも入り組んで複雑な立地。


もっと暑い夏になったら、またここに来る予定。
そのときこそ晴れてほしい。