余談ながら、斧の話


ケガで自転車に乗れず。書くこともないので、愛用の薪割り斧の話でも。



膝、良くならず、でござんす。一度も走れず、東京に帰ってきた。何のために嬬恋村に行ったのやら。
平日だったので、高速が〜らがらだった。渋滞にあわずに帰れたのはヨカッタ。


で、マイ・アックスの話。
最近ブームになってきた、薪ストーブ。ユーザーなら、薪割り斧の一本や二本、必ず持ってるもの。
11年前に薪ストーブを購入したとき、数種類の候補から選んだのがこの一本。



グレンスフォッシュ・ブルークスという、スウェーデンの鍛鉄メーカーの製品。
薪割りを究めた、強さと美しさ。斧の世界の、白鵬大鵬か。



刃の反対側は、楔を打つ鎚としても使える。その鎚頭に刻まれてるアルファベットは、職人のイニシャル。
“RA”は、ルーン・アンダーソン氏。ワタシの知る限り、現在は10人ほどしかいないのでは?
一人の職人が、最初から最後まで責任もって仕上げてるってことらしい。



刃の断面は、刃先は鋭く、根元は次第に広がってる。この曲線が、グレンス斧の見た目の特徴。
鋭く木に食い込み、一気に割り裂く。他メーカーと全然違う使い味。
直径30cmほどの丸太を一振りで割る快感は、ロードバイクで激坂を登りきったときのよう?


でもこの斧、けっこう重い。鍛鉄部分が2.5kg。ダンベル体操にも使える・・・ってのはウソ。
長さ80cmの柄を含めて3.5kg。振り回すには、コツ要りまする。
なにせ、北欧の大男が使うこと前提のつくりなので。



柄はヒッコリー。持ち手部分に細かな溝があり、すごく持ちやすい。



11年間、一度も手入れしていないのに全く錆びない。ダメな斧ユーザーでもある。



家族は危ないからって、触らない。一応カバーして、いつもストーブ横に。


職人が手作りした工芸品みたいな斧なのに、価格はリーズナブル。
fi'zi:kのサドルよりは安いって感じ。
薪ストーブつながりの知人は、ほとんどコレ使ってる。一生モノである。
ついでに、TREK2.5もLOOK566も、一生モノにしたいと思ってる。





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