強い北風の中、初めて川越に出かけた

このブログを始めて以来、埼玉方面には一度も出掛ける機会が無かった。
そこで日曜日は、埼玉に行こうと地図を見ていたら、府中街道を通って、川越までほぼまっすぐ行けることが分かった。
今日は北風が強く、気温が低い。冬ウェアの上にウインドブレーカーを着て出掛けた。
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行きはずっと向い風で、少々つらかった。府中から、国分寺、東村山、所沢を通って、川越までほぼ2時間。
早速、下調べしておいた小江戸散策道を巡ることに。
古い屋並みが見え始めたところに建っていたのが、黒光りする和菓子のお店、亀屋。


●ひときわ目立つ黒漆喰の和菓子店、右が母屋、左が蔵みたい

川越というと、ワタシのイメージは黒漆喰の塗り壁。1-2年前にNHKの番組で、川越の黒漆喰が詳しく紹介されていた。
白い漆喰とは重厚感がまるで違う。町並みの中には、黒漆喰の壁がいたるところに。
昔のお金持ちは、白漆喰よりも高級感ある黒漆喰を好んで用いたそうだ。黒くにぶい光沢は、独特の風合い。
今では技を継承する左官職人も少ないと、NHKでは紹介していたように記憶している。


●黒漆喰に大きな丸窓のモダンな現代建築、ここは土産物屋

小江戸の景観を保つメインストリートは、長さ500mほど。この冬一番の冷え込みながら、観光客が多い。
通り沿いや路地を入った辺りには、美味しそうな食べ物屋がいっぱい。
町並みを撮るにも、逆光の場所が多く、人波でなかなか難しい。路傍に座り込んで、かなり待ってようやく一枚。


●古い建物が並ぶ通り、人波が途切れるのを待つのにずいぶん辛抱した


埼玉りそな銀行の建物は国登録の有形文化財だそう

少し路地を進んだところにある、時の鐘。どういう音色なのか聞きたいもの。登れないのはザンネン。
この建物は、火事で4回も建て替えられたそう。現在の時の鐘は、明治時代に建てられたようだ。


●川越のシンボル、時の鐘、今も時を告げている


●時の鐘がある通りも、なかなか趣のある雰囲気

時の鐘の写真を撮っていると、背後から、笛や太鼓の賑やかな音。いろんなお面をかぶって踊る人たち。
あとで調べたら、どうも川越まつりで使うお面や衣裳だったよう。歴史や由緒ある祭りみたいだね。


●獅子舞いや、川越まつりの面?をかぶった人たちが町を練り歩いていた