大塚・池袋間は跨線橋が多い
大塚駅はここ数年、拡張工事中で、駅の構造自体が以前とはかなり様変わりしているようだ。
何度か降りたことがあるけれど、当時の記憶と照合できない。
南口は簡易的な駅名表示が寂しく、これから駅舎を建てるのか、ただ駅前敷地が広がっている。
都電荒川線の「大塚駅前」駅と隣接しているので、
双方の利用者にとって便利な駅舎ができるといいと思う。
●大塚駅南口
大塚駅と隣の池袋駅の間には、9本もの跨線橋がある。山手線の駅間では最も多い。
このあたりの山手線は、周囲の住宅地より一段低いところを走っている。
大塚駅から西に最初の跨線橋が「空蝉橋」。あまりきれいな橋じゃない。どうやら工事中のよう。
工事車両が橋上に数台駐車していた。
この橋の元の欄干は恐ろしく低い。大人だとお腹あたりもない高さ。
危険なためあとで内側に金網が取り付けられたようだ。
●空蝉橋から大塚駅方面
空蝉橋から西に200mほどで「栄橋」がある。栄橋の周囲は静かな住宅地。
子供たちが橋のたもとで遊んでいるような雰囲気。地元の人たちの生活に溶け込んでいる感じがする。
さらに栄橋から西に200mのところにあるのが「西巣鴨橋」。
現在の巣鴨駅からはずいぶん離れているのにこの橋名はなぜ・・・と思うが、この橋が架けられた1959年当時、
この付近は西巣鴨という地名だったらしい。竣工して50年以上なので架け替えも間近?
●(左)西巣鴨橋は車両通行が多いのに、歩道と車道の間は段差だけ、(右)大塚駅方面を臨む
西巣鴨橋から手が届きそうな所に架かっているのが「宮仲橋」。橋桁に上向きの照明が埋め込まれており、
欄干を下からライトアップできる構造になっているようだ。一度、夜に訪れてみたものだ。
●宮仲橋から正面にサンシャイン60を臨む